「摩文仁の丘」(まぶにのおか)
平和祈念公園から見渡す、沖縄戦終結の地「摩文仁の丘」です。
第2次世界大戦・首里から移動してきた日本軍は、一緒に避難してきた多くの民間人と共に、この本島南部最南端の摩文仁までアメリカ軍に追い詰められました。
この近辺は当時降伏をすすめるアメリカ軍の船がたくさん停舶。
降伏を拒んだ軍司令官・牛島中佐はここの洞窟で切腹、多くの民間人も身を投げ自決した場所です。
事実上の沖縄戦が終結しました。
今この地は、平和祈念公園・平和祈念資料館・平和の礎が建てられ、恒久平和を願う発進地となっています。
この連休もたくさんの家族連れが、サイクリングや凧揚げボール遊びなど賑わっていました。
この波打つ風景を眺めながら、今のこの平和な光景が、あの時ここで命を奪われた人々が確かに生きていたという証の延長線にある事を実感し、その命を尊び、感謝すべきだと感じさせられます。
県内の小学生は平和学習で何度かここに来ます。
沖縄に旅行される時、日程に余裕があれば訪れてほしい場所です。
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