福井への旅 ②
永平寺
美味しいお蕎麦を食べた後は、今回の旅の目的の一つでもある、永平寺へ向かいました。
永平寺へと向かう参道は綺麗に整備され、山道にも、後ろの山にも若葉が生い茂りまぶしいくらいです。
吉祥閣から靴を脱いで、見学コースを回って行きます。まずは入り口近くの場所でビデオで永平寺の歴史や七堂伽藍の解説をしているのでそちらをゆっくりと鑑賞です。
その中で、七堂伽藍の配置が坐禅をしている姿にたとえられているということを知り、これから回る七堂伽藍への興味と期待が沸々と湧いてきました。
法堂(頭)
仏堂(心臓)
大庫院(左腕)
僧堂(右腕)
山門(腰)
浴室(左膝)
東司(右膝)
建物の中はどこも丁寧に掃除され磨き上げられていてとても気持ちよく、山門の奥の池からはカエルの太く鳴く声が聞こえ、心地よい風が通り抜けていきます。
途中、座禅体験をしにきた中学生の修学旅行生達と説明をしている修行僧の集団に出会いました。
今回、初めて中学生の前で大事な説明をすることを任されたであろう若い僧侶を、少し離れたところで見守り、「時間が押してる」「人の邪魔だからもっと中へ」と手振りで合図を送っている先輩修行僧も2人いました。
その姿は修行僧というより、息子の高校生時代と重なって見えたりしてなんだか微笑ましい気持ちになったのでした。
紅葉の頃もきっと美しいのでしょう。
また、訪れる機会があるといいねと話しながら、永平寺を後にしたのでした。
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2025.06.09

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