月桃(げっとう)の花です。
本格的な夏の到来を知らせてくれる花。
この月桃が咲く頃から、現在『慰霊の日』となった6/23までの
期間が、第二次世界大戦での沖縄地上戦が一番激しかった時期です。
今日から6月。
戦火をさまよった人たちはこの咲いている月桃の花を見る余裕は無かったでしょう。
今月は慰霊祭が各地で催されますが、『月桃』という歌が良く歌われます。
月桃揺れて 花咲けば 夏の便りは 南風
緑は萌ゆる うりずんの ふるさとの夏
(『月桃』より 海勢頭豊作詞)
先に投稿した沖縄のまんじゅうはこの葉に巻いて蒸されます。
冬の鬼餅も。
この花が実となるとそれを煎じて月桃茶として。
沖縄では馴染み深い植物ですよ♪
※沖縄花便り⑭
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