【秋深まる奈良と京都を回る大人旅*その9〜唐招提寺】
お腹が満たされたところで、唐招提寺へ
唐の高僧・鑑真和上は日本からの熱心な招きに応じて渡日を決意しましたが、当時航海が極めて難しく5度の失敗で盲目の身となるも意志は高く、ようやく753年に来朝を実現。
その後759年に戒律を学ぶための修行道場として開いたのが唐招提寺の始まりです。
この日は薬師寺と唐招提寺のどちらにも、地元の小学生が歴史学習?に来ていたようで、傍らで真剣な眼差しにも出逢いました。
こちらは中世の兵火や明治時代の廃仏毀釈を経ても寺観も変わらず、天平時代の伽藍や文化財を残しています。
金堂(トップ写真)には、御本尊の廬舎那仏像、薬師如来像、千手観音菩薩立像がドーンと大きくてビックリ。
抑えた色調の建物も相まって境内は荘厳な佇まいながら、どこか素朴で落ち着ける空間です。
人も少なく有難すぎる贅沢な時間でした。
#秋の装い #贅沢な時間
#国宝 #唐招提寺 #奈良
2025.11.24

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