2019.05.01
金華冰廳
香港 旺角
【ORDER】
法蘭西多士(フレンチトースト)
熱奶茶(ホットミルクティー)
【FOOD&DRINK】
香港、茶餐廳名物、法蘭西多士、いわゆるフレンチトーストをオーダー。卵液を付けて焼いたパンというより、トースト(二層)をたっぷりの油でバリッバリに揚げ、ざっくり大胆カットのバターをトッピング、そこにメープルシロップをかけて頂く、油脂ON油脂WITH糖蜜といった罪悪感の塊のような一品。一般的なフレンチトーストを期待してオーダーすると、コレジャナイ感満載。しかし中華風揚げトースト、シロップ漬けを頂いているとおもえば、全然有り。高火力で調理されている感じで、香ばしさに中華の職人のプライドを感じる。これを食べると、香港にいる、という気分になる。
周りの地元民のオーダーに聞き耳を立てていると、一番人気はパイナップルパン(菠蘿油)。年配のおじさまにも人気のもよう。香港の朝はパイナップルパンと一杯の奶茶で始まる。
【MEMO】
愛すべき香港のちょっとジャンキーな食べ物が楽しめる、茶餐廳(チャーチャンテーン)。尖沙咀やセントラル付近の日本語メニューが置いてあるような小綺麗な茶餐廳とは違った、レトロな趣が楽しめる。朝早くから開いているので、旺角付近で朝ごはん無しのホテルに滞在してる時とか、女人街、男人街が始まるまで時間を潰す時とか、なにかと重宝する。パン類はテイクアウトも出来るので、ここで買って、かじりながら旺角散策するのも有り。パン以外にも、麺類、ご飯もの類のラインナップも充実。安心価格とメニューの豊富さ、営業時間の長さで用途は幅広い。店員さんの愛想がないのはここに限らず香港の標準仕様。気にしたらそこで試合終了。
【POINT】
旺角散策時の燃料、水分補給の重要拠点。
地元民でも単騎利用者が結構いるのでお一人様でも臆せず突入すべし。
油分、糖分を摂取した後は街歩きで消化させるのをお忘れなく。