大島海峡の小さな島々とヒカゲヘゴ。
奄美大島最南端の瀬戸内町の海はまさに瀬戸内海を彷彿とさせる雰囲気があります。
静かで、小さな島があり、養殖漁業が盛ん。
真ん中にポツンと浮かぶ小さな島は俵小島(ひょうこじま)、その奥の入り組んだ地形は加計呂麻島です。
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瀬戸内海と大きく異なるのはやはり気候と植生。
印象的なヒカゲヘゴは巨大なシダ植物で、日本では奄美・沖縄に自生しています。7m以上にもなるのですが、ここは展望台。その巨大な植物を上から、あるいは同じ目線で観察できます。
葉はまさに巨大ワラビのよう。ゼンマイ状のクルクルがアーティスティックです。
穏やかな海とユニークな南国植物の組み合わせがこの街らしい風景。
この日は朝からかなり湿度が高く、良い天気ではありましたが空の低いところに霞と層雲…でもなんとなくこのもやっと感はシダ植物にはお似合いでした。
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