【桜🌸を追いかける京都旅〜その7*随心院 はねず踊りに遭遇】
勧修寺で御朱印を頂いた際、小野駅に戻ってそのまま更に進むと、小野小町ゆかりの梅の寺で知られる「随心院」も是非!と勧められました。
しかも今日は年に一度行われる、はねず踊りもあるよと聞いたら、心もそわそわ。(3月最終日曜開催)
勧修寺から随心院へは歩いて、12分ほどです。
はねず踊りは、小野小町と深草少将の恋物語『百夜通い伝説』を題材にした踊り。
深草少将が小野小町を慕って、百夜通いの悲願を込めて通い続けていたが、99日めの大雪の夜、代人を仕立てたことで想いを遂げられなかったという切ない話です。
薄紅色のことを古くは「はねず」といい、特に随心院門跡の梅はこの名前で親しまれていたそうです。
はねず色の衣装をまとった子どもたち(地元の小学4年から6年女子)が琴や太鼓、尺八の音色に合わせて可愛い踊りを披露されました。(トップ)
はねずの前には、赤袴と白袴の女子2人が舞う今様もありました。
(2枚め、3枚め)
プログラムでは、年上の京都瓜生山舞子連中の皆さんが大蛇、ヤマタノオロチを倒すスサナオ伝説の神楽も披露されました。
荒々しい音楽と共に、大蛇に向かって戦うスサナオの姿は迫力満点!
そばで見てた小さいお子さんにも、外国からの観光客の方にも響くものがあったようです。
はねず踊りは地域で盛り上げて育ててる空気を感じました。
(4枚め)のぼりが駅の周辺にありました
(5枚め)境内にある小野梅園
かろうじて少し残ってました。
お菓子と抹茶のふるまい(有料)もあります。
2年に及ぶ本堂改修工事も終わり、3月28日から本堂内拝も開始されました。
住職さんのご挨拶によれば、昨年は5年ぶりの復活も大雨で大変だったとか。今年は晴れて舞台を作って傘なしで楽しんでもらえて、本当によかったと笑顔でした。
この日は入山料(拝観料・梅園入園料・はねず踊り観覧料込み)1,000円となりますが、一見の価値ありです。
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2024.04.03

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