【尾島ねぷたまつり】《序章》
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コロナ禍で開催が見送られていた太田市尾島地区(旧新田郡尾島町)の夏の風物詩
『尾島ねぷたまつり』が4年ぶりに開催❣️
残念ながら8月14日は、台風の影響を考慮してやむなく中止となりましたが
15日は無事 開催されました。
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かつてこの地が、
弘前藩初代藩主津軽為信が関ヶ原の戦いの功績によって加増を受けた飛び地であった歴史的繋がりから
1985年に青森県弘前市との交流が始った事が
「尾島ねぷたまつり」が尾島で開催されるきっかけとなりました。
その後、2005年に新田郡尾島町は太田市と合併し、今では太田市尾島地区となりました。
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祭りの最大の見所は、高さ7メートルに及ぶ「扇ねぷた」とそれに追従する「ねぷた太鼓」の隊列で、
「ヤーヤドー」の掛け声とともに十数台のねぷたが会場を練り歩き、
十尺太鼓がまつりを盛り上げます。
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小さな町の祭りから始まった尾島ねぷたまつり、
1日に出陣するねぷたは十数台(2023年8月15日は8台)と規模こそ弘前市のねぷたまつりよりも小さなものかもしれませんが、
弘前よりも大きなねぷたがある事が
自慢だそうです(笑)
ただ、小さな町だからこそ
祭りの参加者(演者)皆さんのアットホームな雰囲気が自然と伝わってきて
観ている側も温かい気持ちになれるそんなお祭りです。
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関東近辺では
つくば市のお祭りに
青森市からねぶた師を招き、組み上げた『ねぶた』(山車灯籠)が運行する事で
人気を集めていますが
関東近辺で『扇ねぷた』が観られるのは尾島だけではないのかな…
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《へびのあし》
実は、
群馬では三十数年前、前橋市制施行100周年事業の一つとして、
『まえばし祭り』に青森市より『ねぶた(山車灯籠)』を招待し、祭りに彩りと活気を添えて貰った事がありました。
中心街(立川町通り)の道幅いっぱいに広がった大きな「ねぶた(山車灯籠)」が行き交う圧巻の風景と「跳人」が踊る姿に会場は大盛り上がり!
跳人が体に付けた鈴をシャンシャン🛎️鳴らしながら
「ラッセラー・ラッセラー・ラッセラッセ・ラッセラー」と掛け声と共に踊る姿を目の当たりにして
前橋にも鳴り物を取り入れた独自の踊りが欲しいとの声が上がり
青森の『ねぶた』と高知の『よさこい』を参考に
うまれたのが『だんべえ踊り』です。
あれから三十数年…鳴子を鳴らしながら
「そうだんべえ、そうだんべえ、ソレ、ソレ、ソレ、ソレ…」と踊る「だんべえ踊り」は
前橋祭りに欠かせないものになりましたとさ。
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