【絵が描く自然を散歩する*その1〜ディヴィッド・ホックニー展】
ようやくの涼しい秋を感じるこの頃ですね。
皆さん、お元気ですか?
7月15日から東京都現代美術館で開催中のディヴィッド・ホックニー展にようやく行ってきました。
日本では27年ぶりの大規模な個展です。
ディヴィッド・ホックニーは現在86歳、60年以上にわたり、多彩な作品を発表してきた、イギリスの20世紀の現代美術を代表する1人です。
現在はフランスのノルマンディを拠点にして活動されているそうです。
今回注目したいのは、何と言っても全長90メートルの大作絵巻「ノルマンディーの12ヶ月」。
新型コロナ禍(2020-2021年)の中、タブレット型端末iPadを駆使して、誰にでも見知っているような大らかな自然の四季を描いています。
見ながら歩き回るうちに、絵の中に入り込んだような気持ちになって、心が踊りました。(2回ぐるぐる(笑)
写真は撮影OKの1階コーナー、
「春の到来 イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート」(3枚め、32枚のカンバスを組み合わせた油絵、大判の迫力あります)(1〜2枚めは毎日同じ場所で、冬の終わりから夏の初めにかけてiPadで描いた作品)
そして「ノルマンディーの12ヶ月」(4〜5枚め)から。
*館内は温度設定が低めなので、必ず上に羽織るものをお持ちくださいね。(毛布の貸出しあり)
iPadで実際にどう描くのか、その工程をつぶさに見せてくれる動画も面白いです。
もちろん代表作のスプリンクラーや、アメリカ西海岸のプールのある邸宅ほか、油彩や水彩、写真を貼り合わせたコラージュも楽しめますよ。
常設展にも、ホックニー作品があります。
体力気力が残っていれば、チケット提示で無料でご覧になれます。
(会期は11月5日まで、これからの季節に是非!)
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