【感謝とパワーで満たされる旅〜その2松阪*本居宣長記念館】
その1で本居宣長ノ宮をご紹介しましたが(後半加筆し直してます)、松阪めぐりで必ず行ってほしいのが、宣長記念館です。
(トップ)松阪駅
来月4月7日に宣長祭りが催されるのが大きく告知されています。この日はかたい蕾でしたが、この頃には松阪公園内の桜が咲き乱れそうです。
宣長といえば、35年かけた44冊になる「古事記伝」が知られていますが、こよなく愛したのが山桜と鈴。横断幕の上に見える駅鈴は松阪のシンボルにもなっています。
(2枚め)大日本天下四海画図
17歳にして、この地図を作成したそうです。
松阪が当時大ブームとなった、伊勢へのおかげ詣りの通り道だったことで、広い世界を見聞き出来たことが宣長の運命を決めたのかもしれません。
(3枚め)京都の地図
医者修行のため京都に行き、儒学と医学を学んで、医者となり開業。一方で日本古典研究にも情熱を注ぎました。
(4枚め、5枚め)松坂城跡
記念館で頂いたリーフレットより、山桜への思慕を語った部分を紹介しますね。
「花はさくら、桜は、山桜の、葉あかくてりて、ほそきが、まばらにまじりて、花しげく咲たるは、又たぐふべき物もなく、うき世のものとは思われず」(玉勝間)
好きすぎて、44歳、61歳の自画像では「山桜」がモチーフとなり、『遺言書』では奥墓に植えるよう指示したほど。
資料を大切に保管したいと使命をもって造られた記念館なので、見応えあります。
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