凛と立つ、青銅鋳物の灯籠。
奥に見える灯籠は「火焼前(ひたさき)」。
ここは昔、参拝のための船が発着する桟橋だったそうです。
手前の灯籠は
“天明五年巳巳 正月吉日 奉寄進 廣島連中”
と刻まれた文字がはっきりと読めます。海風にさらされながらも、しっかりと立つ灯籠。
寄進した古人を思うと、畏敬の念がこみ上げてきました。
この灯籠は古往今来、参拝する人の心を明るく照らしてくれるのですね。
厳島神社③
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