#チーネコ本棚
先日、投稿したのですが新着投稿に同じ投稿が2枚あったので、一つを消去しようと思ったのですが、2枚とも消えてしまいました🥶
どうしたもんかな🤔
再投稿することにしましたが最初に投稿したコメントを覚えていないので新しく文章を書きます
最初の投稿に🧡いいね や🧡コメント をくださった方、ごめんなさい🙇
図書館で借りた本なのですが、旅の行先を決めるのに最適だなと思った内容でした。
『われ去りしとも 美は朽ちず』玉岡かおる著
インパクトのある題名に引かれ手に取った本です。表紙の絵が【大塚国際美術館】のような❓️ ページをパラパラめくってみると有名な画家や作品名が出てきます。
もしかしたら大塚国際美術館を建てるプロセスを書いたものかな...と軽い気持ちで借りてきました。
最初の方はストーリーの展開がわからず休み休み読んでいたのですが、美術館建設のプロジェクトが始まると引き込まれるように一気読みしてしまいました。
作品のなかでは『鴻塚国際美術館』という名称になっていましたが『大塚国際美術館』がモデルです。有名なレトルトカレーを開発したグループが大塚国際美術館を造ったことも知らなかったし、鳴門市にあることも知らなかった😅....
陶板絵画は原画を忠実に複製できる。自然の光を浴びても何千年も朽ちない。それはポンペイの火山噴火で埋もれた陶板画の発掘で証明されている🌋
プロジェクトが動き出す💨💨💨
1000点以上の絵画の選定。分野や時代の違う専門家たちの見解の相違。著作権使用の交渉。国立公園内に建てるための許可と設計の工夫。などなど....
巻末に
「この物語は事実に基づき構成したフィクションであり、登場する人物は実在する人々とは無関係です」
と断り書きがあった。
もちろんそうなのですが、美術館建設のプロセスは上記の困難があっあことは事実だと思う。
ストーリーを構成する登場人物の描き方がとても魅力的で引き込まれていきます。
ジェンダー差別や生と死、社会や人間の歪みなど「どうなるのぉー」と物語の世界に没入します。
最後は「そこにくるかぁー」とやられた感がありました。
こんなに熱中して読んだら現地に行きたくなるじゃないですか‼️
読んでから行くと、よりいっそう楽しめると思います。本当に良い作品に出逢いました👍
ユーザーさんの数々の投稿も私の想像に役立ちありがたかったですねo(^o^)o
最初に書いたコメントとだいぶ違うような...(ヾ(´・ω・`)
感動💖したことは間違いない‼️
最後にこの美術館のことを...
総工費400億円以上。集めた名画は世界25ヵ国、約190もの美術館が所蔵とする至宝
数字を見ているだけでも目が回りそう(@_@;) このプロジェクトにかけたこのグループの社長の思いが伝わってきた
#玉岡かおる
#小説
#鳴門市
#大塚国際美術館
#小説を読み旅の行き先を決めるのも乙ですな
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