【表情豊かな木彫りの神仏像に癒される〜円空仏展】
40代後半ぐらいから、京都や奈良・鎌倉などのお寺を足繁く通うようになって、仏像と対面して心が洗われる体験が増えてきました。
そして木版画を習い始めてから、彫りの加減や切り方にも注目できるようになって、素朴な円空仏の表情に会いに行こうと、急に思い立って三井記念美術館へ。(最寄りは日本橋三越に近い)
(チラシから)江戸時代の山林修行僧円空は、愛知・岐阜を中心に関東や北陸、北海道までをめぐり、各地に木彫の神仏像―円空仏を多数のこしたそうです。(現存する数は約5000体!)
円空は、材となる樹木に神仏を観想して、「樹神」の姿を求めて彫刻しました。
館内は平日もあって、中高年層の1人でじっくり鑑賞される方が多かったです。
丁寧に対話するように眺めると、優しく微笑んでくれるような慈愛の表情に、心静かに染みます。
その他、どこか見知ってる人を彷彿させる表情、動物を頭にした作品と、飽きずに楽しみました。
「魂を込めた円空仏〜飛騨千光寺を中心にして」
は3月30日までです。
(トップ)三十三観音立像(記念に買った葉書)
(2枚め〜5枚め)撮影OKの箇所で
4枚め 今回の目玉、両面宿儺(すくな)坐像のアップ(表に慈愛、横裏に忿怒を表現)
5枚め 護法神立像の顔アップ
目元はキリッと、口元は口角が上がった表情
大丈夫!と太鼓判押してくれてるかのよう
#円空仏 #ぽかぽか
#木彫り #飛騨千光寺
#三井記念美術館 #日本橋