【浮世絵から新版画まで堪能できる!〜今年は千葉市美術館が熱い】
2025年千葉市美術館は開館30周年のメモリアルイヤーを祝して、浮世絵から現代美術までドドーンと見せる企画を打ち出しています。
この夏の目玉は「江戸の名プロデューサー蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ」(今月21日まで)
大河ドラマ「べらぼう」の主人公となる蔦屋重三郎が活躍した浮世絵の黄金期を中心に、鳥居清長や喜多川歌麿らの美人画、東洲斎写楽による役者絵を一堂に楽しめます。
あわせて初期浮世絵から江戸時代後期までの名品も集められているので、浮世絵の流れもつかめる企画です。
同時開催で、コレクションの中から、江戸時代〜明治・大正にかけて制作された日本の絵画・版画の名品も続々。(161点)
前川千帆、川瀬巴水、吉田博など、木版多色刷で人気な方々も網羅されていて、凄かった!
ぼぉーと見とれるばかりでした。
これらに加えて更に常設展もあったので、相当に見応えたっぷりです。(荷物を預けられるロッカーもあるし、疲れたら休めるベンチはあります)
写真撮影OKのモノから少しご紹介しますね。
(トップ)喜多川歌麿
「当時三美人 富本ひな 難波屋きた 高しまひさ」
歌麿は、人物の上半身をクローズアップして描く浮世絵(大首絵)の様式を美人画にも応用して人気を博しました。歌麿の虫や花を表現した作品もよかったです。
口元が♡に見えるのは私だけ?(笑)
(2枚め)伊藤若冲「鸚鵡(オウム)図」
2010年の若冲展は大人気だったとか!
(3枚め)竹久夢二(木版多色刷)
「港屋絵草紙店」
(4枚め)小原古邨「木蓮に九官鳥」
(長大判錦絵)
(5枚め)さや堂ホール
市指定文化財である旧川崎銀行千葉支店を保存・修復したホール。
昇降舞台や折畳み椅子もあり、コンサートや各種イベントなどに利用できる空間です。
美術館は月曜休館です(21日祝日はのぞく)
最寄り駅は千葉駅からモノレール
葭川公園駅出口2から徒歩約6分
もしくは(京成線)千葉中央駅東口から徒歩約8分
です
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