< 祇園祭 > 2025 ②
*船鉾
船の形をした独特の優美な容姿で人気の高い鉾。
今年の山鉾搭乗体験は、「船鉾」にしようと決めていました。
山鉾搭乗体験とは...宵山期間中(前祭:7月14日~16日、後祭:7月21日~23日)に、一部の山鉾が一般公開され、鉾に実際に乗って見学出来、山鉾の豪華な懸装品を間近で見られる貴重な機会です。
拝観券を買って、会所の2階に上がり、最初に「船鉾」についての説明が有りました。
「ふなぼこ」ではなく「ふねぼこ」と呼び、神功皇后をめぐる説話によって鉾全体を船の型にしている事、船首の金色の鷁(伝説の鳥「げき」写真1.2枚目)、船尾の飛龍紋の舵(写真3枚目)、装飾品や立体感の有る刺繍(写真5枚目上)などの見所について興味深いお話が聞けました。
鉾に渡り、実際に目の前で豪華絢爛な装飾品や天井の美しいお花(写真4枚目)を見て、感動の連続でした。
夕方以降は混むそうですが、未だ空いていて、8人程一緒にゆっくりと見学して、順番に「金色の鷁」をバックに記念のお写真を撮って貰いました。
「船鉾」は、山鉾巡行では、最後尾を務めます。
巡行の際には屋形内に神功皇后、住吉明神、鹿島明神、安曇磯良(龍神)の御神体が祀られます。(写真5枚目下)
昨日の山鉾巡行をテレビ中継で見ましたが、生憎の雨で雨避けのカバーがされていたので、実際の美しい姿を見ておけて良かったです。
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