【夫婦2人で山陰を旅する*その10〜足立美術館】
足立美術館は私にとって久々の訪問。
今年で開設55年の歴史をもち、22年連続日本一に選ばれているのだそうです。
日本画を中心とするコレクション総数は2000点、中でも横山大観の作品は約120点(常時展示も20点前後あり)、北大路廬山人の陶芸などの作品は必見!
館内からゆったり眺めることのできる5万坪の庭園は誰もがあっと驚く圧巻のスケール感です!
(トップ、4枚め)入口あたり
〇苔庭 (2〜3枚め)
苔の緑と白い砂の対比が美しく、紅葉の赤が加わると雅な世界が広がるをコンセプトにしたコーナー
斜めに植栽された赤松が美意識を感じます。
(5枚め)
創設者の足立全康(あだちぜんこう)さんの像。
足立さんは実業家で成功したのち、「故郷に恩返しがしたい」やるのなら日本一を目指すの信念と情熱のもと、横山大観の傑作「紅葉」を始めとする美術品の収集と、庭園へのこだわりを形にしてきました。
本当に素晴らしい絵は個人収集でなく、多くの人の目にふれて喜びをもたらすことがより相応しいと説得した逸話も残っています。
更には、借景にしている山もこのまま保存できるように、買い取ったらしいという話まであるので、夢に懸けた想いは途方もないです。
(11月25日撮影)
#秋の装い #足立美術館 #安来
#ことりっぷ島根 #夫婦旅
#どうにかなる #珍道中
#雨は気まぐれ #22年庭園日本一