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2014.04.15
散歩の途中で見つけた小さな小さな雑貨屋さん「kokochi.m(ココチ)」
横浜郊外の住宅街の中に溶け込む「kokochi.m(ココチ)」は、店主・渡邉さんの自宅の一部を改装した雑貨店。6畳ほどの小さな店内には、普段使いの器やガーデニンググッズなど、毎日がほんの少し心地よくなるような暮らしまわりの雑貨が揃っています。

週3日だけオープンする小さなショップ

横浜市郊外の閑静な住宅街に佇むシックなグレーの2階建て。通りに置かれた小さな看板を見落とすと、そこが雑貨店とは気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。ナチュラルな木の引き戸をそ~っと開けると、ミシンをかけながらお店番をしている渡邉さんが笑顔で迎えてくれました。 「散歩の途中で『あ、見つけちゃった』って思われるようなお店にしたかったんです」と話す渡邉さんは、ご主人の実家での同居を機に小さな雑貨店「kokochi.m」を始めました。ガラス戸から光がふり注ぐ素朴な店内はアットホームな雰囲気に包まれていて、まるで友達の部屋を訪れたような感覚に。 子育て中の渡邉さんがお店を開けるのは週3日ほど。のんびりペースの営業ですが、ご近所の人たちがジョギングや散歩の途中でふらりと立ち寄ってくれたり、ウェブサイトを見て遠くから来る人もいるのだそうです。


暮らしに寄り添う、ちょっといいモノ

店内には、和柄の白磁の小皿やわっぱのお弁当箱、籐のカゴにトートバッグなど、「心地よい暮らし」をテーマにセレクトされた雑貨がところ狭しと並んでいます。「どこかあたたかみがあって、手で触れてみるとなんだかほっとするモノが好き」という渡邉さんが集めた雑貨は、どれもシンプルで実用的。気負わずに日常使いができて、毎日の暮らしをちょっと楽しくしてくれるモノばかりです。


チクチク手作りしたかわいい布小物も

子ども用のエプロンや布バッグなどを手作りする渡邉さんは、ミシンをかけながらお店番をしていることが多いそうです。お店には、北欧風デザインの布地やハギレもあり、手作り好きな近所のママ友たちに人気があるのだとか。 「kokochi.m」では、ビーズアクセサリーやリース作りなど、少人数の手作り教室を不定期で行っています。教室開催はブログでお知らせしているので、興味のある人はお店のサイトをチェックしてみてくださいね。

渡邉さんが手作りしたチェコビーズのアクセサリー

kokochi.m
ココチ
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小野沢啓子
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