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2015.02.04
温もりあふれる器と雑貨を販売する、東京・根津のギャラリー「たそがれ堂」
東京の下町・根津に店を構える「たそがれ堂」は、東京・多摩を拠点にする器作家とオーナーが日替わりで店番を担当し、作品を販売するギャラリーです。温もりを感じるカップやお皿などが並んでいるので、気軽に立ち寄ってみませんか。

お店は根津の古い街並みの中に佇んでいます

根津駅1番出口から徒歩5分。不忍通りの一本奥の通りに、「たそがれ堂」は、下町の根津らしい古い街並みに溶け込でいます。 ガラスの引き戸をガラガラと開いて中に入ると、小さな店内には、日常で使いやすい、カップやお皿、花瓶など、かわいらしい作品がたくさん並んでいます。 店番をつとめるのは、オーナーの岩間つぐ代さんをはじめ、多摩を拠点に活動している、オオナカハラユキコさん、ほさかのりこさん、曽田しょうこさんの3人の器作家で、自分たちの作品を販売しています。

手作りの温もりを感じる3人の作家による作品

オオナカハラさんの作品。「お皿」(800円~)、メインカットの「コップ」(各2500円)
店内に並ぶ作品は、どれ1つとして同じものはありません。すべてが1点もので、一見同じ形の器やカップでも、よく見ると、取っ手の大きさ、厚み、模様など少しずつ違います。作り方も、ろくろを使ったもの、手びねりと言われる、すべて手で造られる方法などさまざまですが、どの作品も共通して、手作りの温かみを感じる作品ばかりです。

ほさかさんの作品。葉の形の「小皿」(500円)、「湯のみ」(1800円)など

曽田さんの作品。「器」(1800円)

全国で出会った作家さんの手作り小物もあります

店頭に立つ作家さんのほか、曽田さんの娘・史子さんが作る毛糸を使ったカラフルな「ブローチ」(1500円)をはじめ、季節ごとに衣替えをしていく「たそがれ堂人形」(3000円)、「陶器のボタン」(300円)など、全国で出会った様々な作家の作品が展示されているので、思いがけないお気に入りと出会えるかもしれません。

たそがれ堂
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