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2015.02.11
手づくりの作家ものを集めた、国立の雑貨店「サッカノザッカ」
ていねいな作りで愛着の湧く、オリジナルの作家ものをそろえた雑貨店が東京・国立にあります。その名も「SAKKA no ZAKKA(サッカノザッカ)」。店内には工房スペースがあり、ワークショップも開催されています。 ※写真はクロノユキコさんの「輪花皿」(1296円~)など

国立の富士見通りにある雑貨店

JR国立駅南口のロータリーから、南西へと斜めにのびる富士見通りを歩いて8分。手作りの作家ものがたくさん並ぶ雑貨店、「サッカノザッカ」があります。 オーナーの星野さんは、美術を教えていた元中学校教諭。手づくりのものが大好きで、旅先のフランスでカフェや雑貨店をめぐるうちに自分でも店を持ちたいと思ったことから、2009年にオープンしました。

ハンドメイド作家の作品がずらり

木枠の引き戸を開けて入ると、店内は大きな梁や棚など、木の温もりが感じられる造りです。のんびり穏やかな雰囲気のなか、ゆっくりと雑貨を選ぶことができます。 展示されている作品は、陶芸家のクロノユキコさんや編み物作家の髙際有希さんなど、女性作家のものが中心。服やカバンといった布もの、器、ニット、アクセサリーなど、ていねいな作りでそれぞれに個性があり、手にとってみたくなるものばかりです。かわいい動物モチーフのアイテムも多いので、眺めていると思わずほっこりしてしまいますよ。 作家もののほかにも、ニットやコットン素材の量り売り、アロマオイルなども取り扱っています。

作品を身近に感じられるワークスペース

中央の作業台スペースは、作家さんの制作風景が見られる「出張工房」。作品の制作・展示に利用されるほか、奥にあるテーブルも使用して、ニットや革、洋裁など、月に何度かワークショップが開催されています。 ワークショップは不定期で行われるので、お店のホームページで日程を確認してみてくださいね。

気に入ったものを大切にする楽しみを

髙際有希さんの「ニット帽」(6264円)など
手作りのものは、必ずしも既製品よりも使いやすく長持ちするものばかりではないと星野さん。それでも、自分が魅かれたお気に入りの作家ものを、手元に置いて大事に使う楽しさを感じてほしいそうです。 購入した作品は、可能な範囲で修理にも応じてくれます。大切に使って、直して長く使い続ける。そんな愛着の湧く、自分だけのお気に入りアイテムを見つけてみましょう。

SAKKA no ZAKKA
サッカノザッカ
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谷川 梓
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