ログイン / 会員登録するアカウントを選択

摘みたてハーブで心と体をリフレッシュ。石垣島「ガーデンパナ」で過ごす癒しのひととき

90
 摘みたてハーブで心と体をリフレッシュ。石垣島「ガーデンパナ」で過ごす癒しのひととき
ひと雨ごとに暖かくなる季節の変わり目。三寒四温のこの時期は心身の様子もお天気に合わせるかのように晴れたり曇ったり。そうでなくとも3月は「木の芽どき」といわれ、不調が出やすい時期です。年度末の忙しいタイミングですが、もしお休みがとれたなら暖かな石垣島へハーブの香りに癒されに出かけてみませんか?

南国のハーブの香りに誘われて、園内さんぽ

南国のハーブの香りに誘われて、園内さんぽ 石垣島初のハーブ園「ガーデンパナ」。園内は月桃やピパーチなどの島のハーブのほか、バジル、オレガノ、ローズマリーなどおなじみの西洋ハーブや島レモンやスターフルーツ、マンゴーなどの果樹もあり、見応えがあります
冬から春にかけての石垣島は、本州よりも一足先に暖かくなるためハーブがすくすくと育っています。
石垣島の北西部、崎枝地区にあるハーブ園「ガーデンパナ」には、月桃やヒハツモドキ(ピパーツ)、島とうがらしなどの琉球ハーブのほか、おなじみの西洋ハーブや南国の果樹が伸びやかに生い茂っています。ここでは、ハーブの葉を触るのは自由(持ち帰ってはいけませんよ)。ハーブに少し触れた指を鼻先に持っていくと、カラフルな香りの世界が頭の中に広がっていきます。目を閉じてハーブの香りをかぐと、冬のあいだに縮こまった体の緊張が解けていくのを感じられるでしょう。
地を這うような繁殖力を見せるローズマリーの葉は、少し触れただけでその香り成分が指先につきます。島のローズマリーは濃厚な香りと評判です

摘みたてハーブの力強さを味わいと香りで感じる

摘みたてハーブの力強さを味わいと香りで感じる ハーブティーは、注文を受けてから園内にハーブを摘みに行きます。状況により、オーダーしたお客さんも一緒にハーブ園に摘みに行くことも
園内を歩いたあとには併設のカフェでフレッシュハーブティーを飲んでやすらぎのひとときを過ごします。
摘みたてのフレッシュな月桃の葉とレモングラス、ローズマリー、スペアミントを透明なガラスポットいっぱいに入れてお湯を注ぐと、清涼感あふれる香りがあたりに広がります。南国のハーブは台風や海風、日差しの強さ、降雨量の多さ、湿気の高さなど過酷な環境を乗り越えているからでしょうか、香りの輪郭が鮮やかに感じられます。月桃の甘さ、レモングラスの爽やかさ、ローズマリーのほろ苦さ、スペアミントの清涼感が湯気に溶け合って、鼻腔に入ってくると脳内がすっきりと洗われるような感覚に。季節の変わり目のストレスもどこかに飛んでいきそうです。
そう、ガーデンパナのカフェでは、季節を通してフレッシュなハーブをこんな風に楽しむことができるのです。
食事メニューも、ハーブがたっぷり使われています。こちらは「ハーブのピタパン、スモークチキンつき」。摘みたてのハーブとスモークチキンをピタパンの中に詰め、バジルペーストとトマトソースをかけていただきます。この日のハーブはホーリーバジル、ツボクサ、ウイキョウ、長命草、モリンガ、ミント、フーチバー(ニシヨモギ)。体が喜びそうなハーブばかり♪

自宅に持ち帰りたいハーブのおみやげ

自宅に持ち帰りたいハーブのおみやげ たくさん消費できない人、たくさん消費したい人、どちらの要望にも応えてくれる嬉しい量り売りのシステム
カフェでおいしくいただいたハーブティーを自宅でも味わいたい、と思ったら気に入ったハーブを乾燥させたドライハーブを購入しましょう。すべて、目の前のハーブ園で採れたものだけ。ガーデンパナで栽培しているものはすべて化学農薬・化学肥料無使用です。ピパーツや月桃の実など島ならではのハーブのほか、バジルやオレガノなどふだんの料理に使いやすいハーブもあります。量り売りで買えるので、多めに買ったものを小分けにしておみやげにするのもおすすめです。
ハーブのほか、島レモンやパイナップルなどドライフルーツもあります。ほんのりした甘みはお茶請けにGood!前夜、ヨーグルトに浸しておけば朝には水分を吸ってぷるぷるの状態になるので朝食やデザートにも重宝します。何より、乾燥したものは長期保存できるのがいいですね。
いろいろありすぎて選べない人は、すでにパッケージされたものを購入するのもいい。コールド製法という熱を加えない製造方法でつくったハーブ石けんは刺激の少ないやさしい使いごこち。爽やかなレモングラスの香りが際立っています

時間を忘れて癒しのひとときに身を委ねて

時間を忘れて癒しのひとときに身を委ねて 花が開きかけた月桃。島のあちこちで見かけます
ガーデンパナは、1992年の創設当時はハーブ園ではなく自家栽培したハーブで無添加調味料やハーブティーをつくる会社でした。その後、お客さんにハーブに親しんでもらうために自家菜園を解放し、現在のようなカフェ併設のかたちになったのは2014年から。名蔵湾を望む風光明媚な丘の上にあるハーブ園は、訪れた誰もがハーブと気軽に触れ合える場所でした。スタッフのみなさんが大切に育てたハーブを愛でながら、香りに深く感じ入るひととき。肩の力をぬいて深呼吸をして新しい季節へー。

石垣島は3月下旬の海開きを迎えると、そろそろ、島のハーブ・月桃が可憐な白いつぼみを開かせる初夏がやってきます。
現在発売中の『ことりっぷマガジン』春号内連載「暮らしと、旅と...」は、そんな月桃とともにある島の暮らしを訪ねています。よかったら本記事とあわせてご覧ください。
海と空、緑をのんびり眺めてリフレッシュする時間を
ことりっぷマガジンVol.20

【ことりっぷマガジン Vol.20】

特集「お茶にしよう」
今号のテーマは「お茶にしよう」。緑茶のおいしさに出会えるサロン、心ほぐれるカフェ、独特の時間が流れる地元にも愛される喫茶やカフェが登場。香りを嗅ぎ、一口飲むと「ほっ」と溜息が漏れてしまう、やさしい時間へご案内します。

GARDEN PANA(ガーデンパナ)

沖縄県 石垣市崎枝239-14 MAP

0980-88-2364

9:00~17:00(L.O.16:30)

水曜 ※不定休あり 

GARDEN PANA

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

文:

「エリア/ジャンル」の関連投稿写真