開発当初から変わらない昭和レトロなパッケージ

鮮やかなピンクの包みとユニークな書体がレトロかわいい

「ビスマン 」を作るビスマン本舗殿畑双葉堂は、1889（明治22）年に創業。以来、四代続く老舗の菓子舗です。お店を代表する看板商品「ビスマン」は、ビスケットがまだ高級だった時代に、子供たちにビスケットを食べさせたいという三代目の思いから、1955（昭和30）年に誕生しました。パッケージデザインやロゴは当時のまま。今でもそのレトロな雰囲気が、幅広い層の支持を集めています。

柔らかなビスケット生地の中は風味豊かな黄身餡

ビスケット生地に「ビスマン 」の焼印が入る

しっとりと柔らかなビスケット生地の中には、卵の黄身でこしらえた黄味餡がたっぷり。どこか懐かしさを感じる、やさしい味わいです。創業時から力を入れている自慢の餡は、第18回全国菓子大博覧会「総裁賞」、第20回全国菓子大博覧会「名誉無鑑査賞」を受賞するほど好評を博しています。 ほかにも、佐賀銘菓である丸ぼうろをオリジナルに仕上げた「中津合わせボーロ」や、きくらげや栗に本葛を加え、せいろで蒸し上げた「本葛けんちん」などの郷土菓子を販売しています。老舗が作る大分ならではの銘菓を味わってみてはいかがでしょうか。