裏通りに面した一角に、移転リニューアルオープン

JR静岡駅北口から歩いて10分ほど。再開発が進み、古い町並みとモダンなお店が調和する、静岡市葵区七間町の一角に「オーガニック抹茶カフェ 和み」はあります。 こちらは、葵区人形町にお店を構えていましたが、2023年７月13日、現在の場所に移転オープン。大通りから一本入った、路地裏にひっそり佇んでいます。

ほっと落ち着く“抹茶ラテ”カラーの店内

抹茶ラテを思わせるグリーンと白を基調にした店内には、クラシカルな家具が並びます。室内は小ぢんまりとしているものの、大きな窓があり、明るい日差しが差し込む快適な空間。女性一人でも入りやすく、ゆったり、のんびり過ごすことができます。

茶香炉の日本らしい香りに癒される

優しくて笑顔がすてきな吉村高彦さん

店主の吉村高彦さんが、お店を開業させたのは、2021年のこと。静岡大学在学時に留学したアメリカで抹茶ラテに出会い、そのおいしさや栄養価に魅了され、抹茶を専門に扱うお店を静岡でスタートさせました。 吉村さんのこだわりが詰まったカフェのメニューは、すべて静岡県島田市産の上質な有機栽培で作られたオーガニック抹茶を使用。おいしくて、カラダ想いの抹茶ラテや抹茶スイーツを提供しています。

雲のような食感の抹茶カフェ

「ふわもこ抹茶ラテ」アイス（730円）

こちらのお店でぜひ味わいたいのが、もこもこの泡がのった「ふわもこ抹茶ラテ」。ストローでかき混ぜると、きめ細やかな泡がふわっと揺れて、まるで雲のよう。飲んでみると、濃厚な抹茶の風味と、ふわふわなミルクの口あたりが絶妙なハーモニーを奏でます。 「うちの抹茶ラテは、泡が２～３分消えないんですよ」と吉村さん。その言葉通り、ラテは想像以上の泡持ちの良さ♪ 長い時間楽しめて、心までふわっふわに癒してくれます。

３つの濃さから選べる抹茶ラテ

「No.１ハツコイ」（680円）、「No.２チョイコイ」（780円）、「No.３メチャコイ」（980円）

目の前で点ててくれる「抹茶ラテ」は、抹茶の濃さを３段階から選べます。どれにしようか迷ったら、吉村さんおすすめの「No.３メチャコイ」をぜひ。抹茶のほろ苦さとまろやかなミルクが溶け合う、ちょっぴり大人の抹茶ラテです。 シャカシャカと丁寧に点てた抹茶は、風味や香りが強く、ふくよかな味わい。グリーンの色も鮮やかで、ホット・アイス、どちらでもおいしくいただけます。

お茶を淹れるプロセスをじっくり味わう

「和みの煎茶 」ホットorアイス 和ハーブブレンド（680円）

そのほか、静岡県産煎茶と和ハーブをブレンドした「和みの煎茶」は、五感で味わう１杯です。煎茶は沈殿抽出式ティードリッパー「刻音」を使い、ゆっくりと時間をかけてドリップ。茶葉から落ちる「ぽた、ぽた……」という、しずくの音にも癒されます。

岐阜県産「ORIGAMI」のラテボウルで提供

抹茶をたっぷりと感じられる抹茶テリーヌ

抹茶ソースで描く丸い輪っかには「和やかに人と人をつなぐ存在になりたい」という想いも込められている

スイーツの人気No.1は、オーガニック抹茶をふんだんに使用した「和みの抹茶テリーヌ」（850円）。口に入れると、抹茶の風味が際立つ感動の味わい。とろけるなめらかな舌触りがたまりません。

レトロかわいい「硬めプリン」も召し上がれ♪

「自家製硬めプリン」（650円）、抹茶ラテ「No.３メチャコイ」（980円）

抹茶ラテに合せるなら、どこか懐かしい喫茶店を思わせる「硬めプリン」がおすすめ。昔ながらのプリンには、ベレー帽を被ったようなホイップクリームと真っ赤なさくらんぼがちょこんと♪ 見た目もキュートで、老若男女問わず人気が高い一品です。 日常を忘れる安らぎと、抹茶愛がたっぷり詰まった「オーガニック抹茶カフェ 和み」。深夜24時までオープンしているのもうれしいポイントです。