『竹ノ御所 鞠子』杉本苑子 著
私の街の図書館に先月まで『鎌倉殿の13人』に関連する書籍のコーナーがありました。
そのなかで☝️の本が気になる……
2代将軍 源頼家の娘、竹御所(たけのごしょ)が主人公
本当に実在した人か❓️
🔍️してみると確かに歴史上の人物でした。
【比企の変】当時、1歳でした。
29歳で4代将軍 藤原頼経の御台所になるのですが……
な、なんと……16歳も年上。頼経はまだ、13歳なのです。
そして、難産で母子ともに亡くなってしまうのです。32歳でした。死産の赤ちゃんは男子だったとか……
もしも……無事に出産できていたら、また歴史は変わっていたかも❓️
もう一人【比企の変】で生き延びた子ども。
比企能員の末子で【比企の変】当時、1歳だった男の子がいます。
比企 能本(ひき よしもと)が建てたのがスポットの〈妙本寺〉
ここに、比企一族と竹御所のお墓があります。
杉本苑子さんの小説では、木曽義仲の娘が竹御所の母という設定でしたが、私は、比企能員の娘の若狭局が実母で、乳母が北条一族の人ではないかと思っています。
比企の血を引く人だから、比企の菩提寺にお墓があるんじゃないかなー
いずれにしろ、この小説で、こんな悲劇的な女性がいたことが分かり、この時代の政権争いの凄さを実感しました。
そのうちに『妙本寺』にも実際に行ってみたいですね。
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2022.09.12
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