「国東半島史跡巡り」の定期観光バスに乗り込んだ時はまだ雨も降っていませんでした。
昼過ぎには雨足が強くなり熊野磨崖仏の麓の胎蔵寺に着いた頃には雷雨になっていました。
竹の杖をお借りして雨で滑る山道を300メートル程登ると苔むした鳥居があり、その先には険しい石段が待ち構えていました。
鬼が一晩で築いたという伝説の残る石段。
自然石の乱積石段は結構の角度があり、片方の手には傘。もう片方には竹の杖。
写真を撮ろうと杖を小脇に抱えると傘から大量の雨が腕や背中をびしょびしょに濡らし 上では雷が不気味な音を響かせていました⚡️☔︎
「黒い石は滑るので踏まないでくださいね!」「雨で沢から沢蟹が沢山上がって来てるのでそれも踏まないように」
下で見送ってくれたガイドさんの言葉を噛み締めながらなるべく前にある石段だけを見つめながら友人と2人で必死に石段を登りました💦
登り切った先に。。。雨に霞んだみ仏がいらっしゃいました✨
不動明王像(左)は身の丈約8メートル。大日如来像(右)は約6.8メートル。
ひどい雨の中、静かに佇むお姿はとても神々しくて 道中の怖さを忘れさせてくれました🙏✨
ずっとお会いしたかった!☺️
出来れば天候の良い時に山中の景色を楽しみながら一歩一歩登りたかったですが。。。
また会いに来ます☺️ きっと。
#奥旅 #国東半島 #熊野磨崖仏