釧路湿原で見たかったもの。
「谷地坊主」(やちぼうず)。
湿原にポコポコと頭を出している可愛い妖怪のような感じです。
谷地坊主は次のようにできて行きます。スゲが集まり1つの株を作ることがあります。
年月が経ち株が安定すると株から次々と新芽が出て来ては育ち 成長を続けて行きます。
冬になると土が凍結し、土中の水分体積が増えるため土と一緒にスゲの株も持ち上げられます。
そして春になると雪解け水などで湿原が冠水した際土が洗われ数ミリから数センチ下がります。
スゲの株だけがその高さにとどまり少しずつ大きくなって行きます。
10年、20年と年を経て数十センチに成長して行きますが中には100年以上をかけ、1メートル級になった物もあるらしいです。
私が見た物は30〜40センチクラスの物でしたが 何しろ形がユーモラス😊
頭のてっぺんにツンツンと毛が生えた様で いろんな形の頭が湿原一面に顔を出しています。
まだ湿原は枯葉色ですが緑が生い茂る頃になると谷地坊主の姿も見えなくなってしまうそうです。
見れて良かったなぁ💕😄
長くなりすみません💦
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