☀静岡県 藤枝市 明治トンネル☀
東海道五十三次の鞠子宿と岡部宿の間にあるのが、宇津ノ谷の峠越えです。
現在も旧東海道として山道が残されています。
明治になるとこの峠にトンネルが掘られました。それがこの「明治宇津ノ谷隧道」通称、明治トンネルです。
大正トンネルや昭和、平成のトンネルも有りますが、車が通行できないのはここのみとなります。
時代を経るにつれ、トンネルは広く長く(つまり低い所に)掘られるようになったからです。
ここは道幅4mと車のすれ違いも困難で、現在は史跡として保存されています。
トンネルの中はオレンジの灯りが天井から等間隔で吊るさがり中を照らしており、周囲も木々に覆われている為、夏でもひんやりとした空気が漂います。
蛍も飛び交う小川を登った昔ながらの坂の集落の先にあり、国道から離れた場所になるため辺りはとても静かで、100年の時を越えその姿を今に残します。
古い街並みを残す宇津ノ谷地区と、役目を終え街に寄り添う明治トンネル。
車でお越しの際には国道一号線から少しだけ逸れて、東海道の変遷と旧岡部町の自慢でもある玉露と酒蔵初亀(甘口でフルーティー)を訪ねてみるのも良いかもしれませんね( *´︶`*)
🅿️トンネルのすぐ手前に駐車場があります
(撮影2018.11.17)
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