高知県大豊町で唯一生産されている、銀不老(ぎんぶろう)は古くから大豊町で自家用に栽培され、縁起物の豆として祝いの席で食すなど、そのほとんどが地域内で消費されてきました。現在でも、年間生産量は約800kgと少なく、とても貴重な豆。銀不老という名前の由来は、豆の艶が銀色に輝いて見えたことから”銀”「この豆を食べると体力が衰えず老いることがない」という言い伝えから”不老”になったなど、諸説あります。銀不老豆は、黒大豆の旨味と金時豆の甘味を併せもつやさしい風味で、豆の皮が軟らかく、煮付けると味がよくしみて美味しいことから煮豆にしたり、ちらし寿司の具材として使用されてきたそうです。
豆の収穫時期は11~12月。収穫後の1月には、食べる人の健康と長寿祈願を大豊町の「八坂神社」で行っているんです。境内にある日本一の杉「杉の大スギ」の推定樹齢はなんと3000年!!長寿にもあやかれそうです😊
こんなに体に良く、縁起も良い銀不老豆の美味しさを知ってもらおうと様々な商品が開発されていて、中でも人気なのが「銀不老ロールケーキ」と「銀不老大福」!! この商品は、明治7年創業の高知市内の老舗旅館「城西館」で作られています「銀不老ロールケーキ」は生地に銀不老の粉末とブラックココア、竹炭を練り込み、中の餡にも銀不老の粉末を使うほどのこだわりで、隠し味の醤油がほのかに香る上品な美味しさが魅力。リピーターも多く、売切れになることもあるそう。銀不老の粉末とブラックココアを練り込んだ餅生地で白餡とクリームを包み込んだ「銀不老大福」は、JAL国内線ファーストクラスの機内食に採用(2014年)されたほどの折り紙つき。もちろん買いました(笑)
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