#電車に揺られて その⑥
トロッコ嵯峨駅に併設されている19世紀ホール。正面玄関に1両、室内に4両のSLが展示されています。
現代生活の礎となった19世紀、この時代の鉄道をクローズアップして目の前でSLを体験する事が出来ます。大迫力の大きさに圧倒されます。
本来動輪(機関車の車輪)が3つの場合は頭文字が”C“、4輪の場合は”D”となるんですが真ん中の“D51-603”号は頭文字が”D”なのに動輪が2つ。実は1975年の最終運転の後に保管されていた追分機関車車庫の火災により後ろ半分を焼失、前面のみ焼け残ったとされる悲運の車両です。後方に回ると全長の半分になった煙室部分からこの内部構造が見られる様になっています。
#ことりっぷ京都 #嵐山 #機関車 #19世紀ホール