「玉川 Ice Breaker」氷の国からこんにちは😃
バーチャル酒旅No.4
久々のバーチャル酒旅、今回は京都府京丹後市の木下酒造さんの「玉川 Ice Breaker」です。杜氏さんは、オックスフォード大卒のイギリス人、フィリップ ハーパーさんで外国人初の日本酒の杜氏さんです。この商品は夏期限定品で毎年予約段階で完売してしまうほどその人気の高さは凄まじいです。ペンギンのラベルにブルーのボトルというデザインもセンス抜群ですね。いかにも真夏の夕方に、一杯やりながら涼むぞって言うイメージが、飲む前か伝わってきます。もちろん描かれた流氷が、ロックアイスをイメージしているのは言うまでもなく、清涼感ある冷気がグラスから立ち昇ります。氷がグラスに触れて奏でる風鈴のような涼しげな音色。氷が溶けるにしたがって最後まで変化する香りと風味を楽しめました。でも、無濾過の原酒の濃く力強い味わいはロックで飲んでも味が崩れませんよ。英語で緊張感をほぐし座を和ませることを「Ice Breaker」と言いますが、まさしく一口飲んだらIce Breakされました。
Ice Breakerは意外にもネーミングに反して熱燗もお勧めだそうです。ハーパーさんのお燗の適温は約80度で、人肌じゃなく80度の熱燗がベストらしいです。Ice Breaker 、恐るべしです。
夏酒ですが、紅葉観ながら秋の夜長に熱燗で愉しめますのでまだまだ遅くないですよ。お洒落な細身の500mlボトルの飲み切りサイズがまた良し👍です。
そろそろバーチャル酒旅じゃなくて京丹後市にハーパーさんに会いに行ってくるかな^_^
私事で恐縮ですが、無事「国際唎酒師」の一次試験をパスしました。三次まで先は長いですが精進いたします。
名称:玉川 アイスブレーカー(純米吟醸 無濾過生原酒)
精米歩合:60%
酒米:不明(HPでは日本晴)
アルコール度:17%~18%
日本酒度:不明
酸度:不明
蔵元情報:木下酒造有限会社
2020.10.04

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