一本杉通りにある「花嫁のれん館」です。
数年前この花嫁のれんの由来を何かで読んでとても感動し、今回はその憧れの電車に乗って念願の七尾に来ることが出来ました。
こちらでは地元の優しい女性が語り部として、親切に由来を説明してくださいました。
幕末の加賀藩の風習で、嫁ぐ際、花嫁の親、花婿の親が、嫁ぎ先の新たな生活が幸せに暮らせる様に願いを込めた暖簾を掲げ、そののれんをくぐったら嫁ぎ先の一員になる、花嫁の幸せの入り口という言い伝えがあるそうです。✨❇️✨
それぞれの親達はどんな気持ちでその姿を見守ったのでしょう。
加賀友禅等の華やかな模様が美しい着物地の暖簾が、幕末のものから令和に至る時代の暖簾が鮮やかに並んでいました。
古の時代に思いを馳せながら、着物地、柄を楽しみました。
館も天井がかなり高く、長い年月を経た黒くて太い梁や、漆喰の白い壁が美しい建物でした。
子供のころ七五三で着た着物地を暖簾の模様としてアレンジした暖簾も人気だそうです。
素敵なアイディアにも魅了されました。
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