【奥羽の薬湯 鎌先温泉 湯主一條】vol.2 森の晩餐 「森の晩餐」と銘打つ夕食は、個室料亭「匠庵(しょうあん)」で。 匠庵は、宿泊棟の向かい側にある古い建物。元は、旅館としてお客様を迎えていたお部屋。 「時の橋」と名付けられた渡り廊下で結ばれています。 大正から昭和にかけて建てられ、有形文化財にも登録されています。 釘を一本も使わない工法で建てられた、古からの匠の業に目もクギづけ。 ここまでのタイムトリップ感を味わえる宿は初めて、この宿を選んだポイントでもあるのです。 私達のお部屋は角部屋という幸運✨ 広くはありませんが、床の間のついたすてきな設えにうっとり。 こちらの料理長は、「宮城の名工」の称号を授かったスペシャリスト。 そのスペシャリテが「フォアグラ大根」 思い出に別注文で追加しました。 鍋物は、蔵王「フランス鴨」鍋。 地元の食材です。 仙台せりとゴボウ入り。 品数が多いので、お料理のフォトは2枚だけピックアップしました。 美味しいお料理と、憧れを叶えた幸せに満たされた夜になりました。