☆京都ご縁めぐり
「西福寺」
弘法大師空海が地蔵を建て、自作の土づくりの地蔵尊を安置したのが始まりとされています。
この地は京都の東の葬送地である鳥辺山に通じる入り口であり、「六道の辻」と呼ばれていた場所です。
8月7日から10日に行われる「六道詣」の時には「六道絵」が公開されるそうです。
平安時代の壇林皇后を描いたといわれる江戸時代初期の「九想図絵」は、埋葬されずに捨てられた遺体の変化を九段階に分けて描いた絵で、風葬された死屍の変容が生々しく描かれているそうで、怖がりの私には見る勇気は有りません。
若い女が死んだあとに墓の中で出産し、生まれた子を育てるために夜な夜な飴を買いに来たという伝説が残されていて、「西福寺」の辻向かいには「幽霊子育飴」のお店が有ります。
あの世とこの世をへだてる境界と言われるこの辺りは、冥界がらみの伝説や寺(六道珍皇寺等)が多く残っています。
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