国指定重要文化財【八千代座】
明治43年に建設された芝居小屋。
和風建築の粋と洋風建築の長所を取り入れた八千代座は、開業以来様々な興行を行い、賑わいをもたらしてきました。
ところが昭和には映画館になり、テレビの普及により客足が減り、閉鎖に追い込まれたそうです。
しかし、不要とまで言われた八千代座を救うために立ち上がったのが老人と若者たち。
30年を超える復興活動を実施されたそうです。
八千代座は、国の重要文化財指定を受けて実施された「平成の大修理」を経て、平成13年から現代の芝居小屋として活き続けています。
舞台も桟敷席もとても素敵だと思いますが、私は天井の極彩色鮮やかな広告画に目を惹かれます✨
建設当初の広告画がそのまま復元されているので、タイムスリップしたかのような感覚になります。
今では市川海老蔵さんや中村七之助さんを始め、さまざまな方たちが来られるほど有名に✨
何の公演も入っていないときは、520円で自由にのんびりと見学が出来ます。
枡席や桟敷席に座ったり、花道を歩くこともできます。
#アートと建築
2020.11.29
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