東京にある江ノ島
江戸時代、杉山検校は若い頃失明し、家が貧しかったので一念発起、江ノ島の岩窟で断食祈願し、満願の前夜、夢に弁財天により鍼術を感応、その後寝食を忘れて修練し、ついに杉山流の鍼術を創始しました。のちの5代将軍綱吉に針治療を奉り、本所一つ目に方1町の土地を拝領しました。ここに総録屋敷をたて、その西となりに弁財天の1社を建立したのが始まりです。
~墨田区HP参照~
将軍の病を治して褒美は何が欲しい?と聞かれ杉山検校は「目が欲しい」と答えた。難しい対応ですね。
将軍綱吉が考えたかは分かりませんが、褒美として土地や家屋を与え80歳過ぎても江ノ島詣を欠かさない検校の自宅敷地内なな江ノ島神社の御祭神を勧請した。
とくに岩窟の雰囲気は都会の中にありながら神秘的。針治療を仕事にする方の聖地でもあります。目の不自由な方への点字の案内もありました。
弁天様へのお参りが好きな方はぜひ!
2022.05.22

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