< 祇園祭 2022 > ②
「山伏山」
祇園祭のお楽しみの一つは、「祇園祭会所飾り公開」です。
山鉾町の町会所(ちょうかいしょ)に飾り席が設けられ、山鉾のご神体や豪華な懸装品(けそうひん)などの貴重な所蔵品が一般公開されます。
中でも私が楽しみにしているのが「山伏山」です。
ご利益は、火除け、雷除けです。
御神体の人形が、山伏の姿をしているため「山伏山」という名前が付けられています。
山伏が修行のため峯入り(修験者が奈良県の大峰山に入って修行すること)する様子を表しているそうです。御神体(浄蔵貴所)は、傾いてしまった法観寺の五重塔を法力で直してしまったという伝説が残っている人物です。
会所飾りの中で一際目をひくのが、豪華絢爛な山伏山巡行に使われる水引(写真1枚目)です。上は「龍麒麟図刺繍」で、麒麟と龍が描かれています。
町会所の奥には茅の輪が有り、くぐる事が出来たのですが、残念ながら今回は中止となりました。
今日は祇園祭の山鉾巡行で、11番目です。
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