神社の鳥居から見える教会の尖塔、日本瓦の屋根に囲まれるその姿、まさにこれがこの集落の歴史であり世界遺産たる所以です。
熊本県天草市、天草下島の南西部に位置する﨑津集落。
古くからの漁師町で、今もそののどかな雰囲気が漂っています。
神社、教会、海と一直線に並ぶ風景は、ちょっと不思議で、昔の時代に想いを馳せながらじっくりと噛み締めたいと思えるものでした。
ちなみに﨑津教会は最初からあの場所にあるわけではなく、かつてそこは庄屋さんであり、まさに禁教の時代に絵踏が行われた場所なのだそうです。
困難を乗り越えてそこに今教会が建っていることにも感銘を受けました。
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