【明治時代の在りし日を味わう*松戸市戸定邸〜その1】
今年の春は気温が急に高くなったりで、花の成長があちこちで早いですね。
例年ならここも、4月末ならツツジのベストシーズンでしたが、残念ながら、1週間前にほぼ終わり。モミジも多く、新緑を楽しみました。(バラを優先したので、少し前になります)
松戸でランチを食べたあと、東口(ヨーカドー側)から徒歩10分にある、松戸市戸定邸・戸定歴史館へ行きました。
私は20年近くぶり、一緒に歩いた友人は初めて。
霧雨交じりのしっとり天気がむしろ風情たっぷりでした。
こちらの戸定邸は水戸徳川家に生まれ、フランス留学も経験したことのある徳川昭武(慶喜の弟)の隠居後の住まいと庭です。(歴史館も併設)
一昨年の大河ドラマ「青天を衝け」で、主人公の渋沢栄一が、パリ万博とヨーロッパ留学に出発する昭武に随行した場面があり、一躍ここも注目人気スポットになったようです。
トップ写真と2枚めは戸定邸の家から。
(トップは表座敷棟、廊下の天井が見事な一本の木を渡してあり、地震があってもびくともしない丈夫な構造)
3枚めは入り口です。
約140年前に建てられた戸定邸は明治時代の徳川家の住まいが、ほぼ完全に残る日本で唯一の建物です。9つの建物が渡り廊下で結ばれ、23の部屋があります。
奥座敷棟は昭武御寝所、妻(八重)が使っていた部屋で、表座敷棟(お客さまを迎える部屋と昭武の居間)に比べて簡素な作りでした。
その丸窓が2枚めです。
今回は縦写真でまとめました。
横写真でもう少し、細部をご紹介しますね。
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