【東京国立博物館】
☆浄瑠璃寺 九体阿弥陀 修理完成記念
『京都・南山城(みなみやましろ)の仏像』
11/12まで
トーハクのHPを見ていたら👆こんな特別展がある‼️
〔定朝様〕(じょうちょうよう)というワードが.....
確か、澤田瞳子さんの小説に定朝を書いた作品があったはず❗
よし、それを読んでから行こう。
この特別展は撮影禁止🈲
1・2枚目の写真はちらしの表裏をとったものです。
浄瑠璃寺の九体阿弥陀のうち一体がトーハクにいらっしゃいました。
平安時代、九体阿弥陀仏が流行りまして、あちこちの寺に作られたそうですが、現存するのは浄瑠璃寺のみ‼️
1枚目の左側の阿弥陀様です。
こちらが『定朝様』と言われる様式です。
ふくよか....穏やか....慈悲に溢れている...
こんな阿弥陀様が臨終に迎えに来て下さったら、穏やかに逝けそうです✨🌟
今回の特別展は、定朝様の仏様はこの一体のみ❗
鎌倉時代、慶派の仏様....鼻筋がシューと通っていて美男子ですね。
2枚目の写真の㊨上『広目天立像』(浄璃寺・ 平安時代) は色彩や文様が残っています。着衣の裾には鈴がたくさん付いています。
こんなに間近でじっくり見るのは初めて‼️
シャランシャランと鈴の音を鳴らしながら、こちらに近づいてくる広目天の夢を見そうです😆
『満つる月の如し』仏師・定朝
澤田瞳子 著
表紙の写真は『国宝 阿弥陀如来座像』(平等院)
定朝(じょうちょう ?~1057) は、仏師として初めて名前が残った人。それ以前の仏師の名前は残っていません。
たくさんの仏を作っているはずなのですが、平等院のこの阿弥陀如来座像のみしか真作は特定できていないのです。
『定朝様』という言葉もあるのにもかかわらず....
この👆小説は題名に定朝が入っているのですが、時の権力者 藤原道長に翻弄され、人生を変えられてしまった人々の群像小説のような感じがします。
それを踏まえて定朝様の仏様を仰ぐと、すがりたくなる人々の心の中が分かるような気がしました。
仏像ができた時代背景を踏まえて、お寺にお参りすると、また違った気持ちになるような気がしました。
最後に、トーハクは美しい建物と内装でいつ来てもいいなぁ〰️❤️
#東京国立博物館
#トーハク
#仏像
#定朝
#定朝様
#チーネコ本棚
#極楽浄土