【感謝とパワーで満たされる旅〜その1*松阪公園(松阪城趾)】
先日の総片付け旅から再び2週間後、慰労メインにラスト伊勢に出かけました。(3月17〜19日)
2021年10月から、不定期に夫に同行しては作業を進めて、今回で6回め。
これまで三重の魅力を幾つか投稿しましたが、やはり長きに渡り人々が憧れ信仰を深めてきた、伊勢神宮の大いなるパワーは凄かったと思い出されます。
そしてお米と水、海に山に豊かな食材に恵まれて、美味しい!と感激する場面も沢山でした。
今回初日は豪商のまちと呼ばれる、松阪をぶらぶら散策しました。
松阪といえば、松阪牛!
きめ細やかなサシ(霜降り)と柔らかな肉質、舌触りもよく美味しいブランドとして知られています。
松阪は三井グループの祖、三井高利を始め、松阪商人を輩出した商人のまち。
伊勢神宮への街道を松阪城下へ引き込んで、宿場町としても栄えました。全国から様々なモノや人が集まったことで発展したそうです。
松阪木綿(正藍染めの糸である縞模様が特徴)も江戸で大流行しました。
この松阪を語るうえで外せないのが、本居宣長と小津安二郎です。
松阪駅から15分ほど歩くと、立派な城跡がある公園に差し掛かります。
(トップ写真)右手に見えるのは松阪市立歴史民俗資料館。2階に(東京物語などで知られる映画監督)小津安二郎記念館があります。
小津安二郎は東京都深川で生まれますが、当時の環境を両親が考慮して、家族で松阪へ引越し、小学4年に転入したのだそうです。
自宅近くの映画館「神楽座」で尾上松之助主演の作品を見たのがきっかけで、映画に病みつきになり、やがてその道へと突き進んだことが分かりました。青春時代の小津を知ることができます。
(2枚め)城跡の石
(3枚め)松阪を語るうえで外せない偉人・本居宣長を祀った本居宣長ノ宮
本居宣長は江戸期を代表する国学者です。
著作「古事記伝」は宣長が三十五年かけて完成させた古事記の注釈書で、国学者の研究成果では最高峰とされています。
案内サイトによると、本居大人奥墓がある旧山室村からこの森に遷座したのが大正四年。 ながく本居神社として親しまれてきましたが、平成七年社号を本居宣長ノ宮と改称。 本居宣長を国学神として祀るお宮だそうです。
(4枚め)写真が上手く入りきれないのが惜しいのですが、宣長の人柄を感じたので入れてます
宣長は桜の中でも、とりわけ山桜を愛したそうです。
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