【 龍池寺 大雲院 】
京の夏旅へ。
京都駅でなんども見かけたポスター、特徴的なその塔は「大雲院 祇園閣」です。
「文化財特別公開 京の名建築と夏の庭」がテーマで、普段は公開していない貴重な建築と名園を公開するスペシャルな企画です。
大雲院は、東山区の祇園にあって八坂神社や高台寺とは隣接するようにありました。
受付を済ませてまずは本堂から。
本堂では、大雲院と祇園閣の歴史や解説等、興味深いお話を拝聴しました。
織田信長公・信忠公親子の菩提を弔うために碑を建て追善供養したのが大雲院のはじまりなのだとか。
本堂の裏手にまわって「祇園閣(登録有形文化財)」へ。
この地は元財閥大倉喜八郎男爵の別荘で、氏が祇園祭の山鉾を模した祇園閣を建てたといわれています。
道理で祇園祭でみた山鉾にそっくり。
鉄筋コンクリート3階建で、鋒先には金箔を纏った鶴が輝いています。
内部も圧巻、広くはありませんが壁面いっぱいに敦煌の壁面の模写が描かれていて、閣上からは360°の眺望がたのしめました。
(内部と閣上からの撮影はNG)
予定にはありませんでしたが、これでもかと目に入るポスターが繋いでくれた旅のひとこま。
※6年ぶりとなる一般公開は、9月30日まで
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