箱根旧街道を歩く
須雲川から元箱根を目指して
寄木細工で有名な畑宿に着くあたりまでは、快調に歩いていたが、ここからがきつかった。
箱根駅伝でも有名な七曲り街道の車道に出たり、その脇の長い階段を登ったりしながら進んでいくのだが、この区間が大変きつくて喋ることを忘れてひたすら「甘酒茶屋、甘酒茶屋」と唱えながら歩いていた気がする。
途中、一番の難所と呼ばれる樫木坂の看板に、
「樫の木の さかをこゆれば くるしくて どんぐりほどの 涙こぼる」
と詠まれた歌があり、まさに今の私もどんぐりほどの涙がこぼれそうと多いに共感した。
そんなこんなで着いた甘酒茶屋は天国のように感じられ、甘酒とくろごま、きなこもちをぺろりと平らげてしまった。
あとは「がんばった、がんばった」と自分を褒め続けていた。
#箱根
#箱根旧街道
#甘酒茶屋
#このあと
#出発後15分進み
#帽子を忘れ
#再び戻る
#体力多いに消耗