東京ステーションギャラリーにて開催中の「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」を鑑賞しました。
先日の日曜美術館で視聴するまで全く知らなかった作家さんですが、ご夫婦で刺激しあい作品に取り組まれた様子、身近なものがアートになる過程等興味を持ちました。
夫は画家で影響もうけながら、厳しいお姑さんに尽くし、勿体ない精神を受け継がれ、様々な布や端布まで大切に保存、それを材料に40歳から創作活動をスタートされました。
モチーフは、主婦らしい身近な野菜や食物が多かったのですが、糸や網等を上手く活用され、繊細な部分まで緻密に表現されて、素敵なアートになっていました✨
兎に角よく観察する事が、素敵な作品を生み出す為には大切と、半日以上もモチーフのトマトの断面が面白いと眺めていらしたとか。。。
作品は撮影禁止でしたので、美術館の入口に映像が流れていたものを撮影しました。
私が惹かれた作品は、ドクダミや、蕪、牛蒡など、普段見ることが出来ない野菜の花の作品達でした。
実に美しく、様々な布の柄を上手く取り入れてみえました。
几帳面な文字で、作品の説明も書かれていました。
東京ステーションギャラリーは、歴史ある美しい赤煉瓦の建物ですが、その赤煉瓦にシックな古布の作品達が映えていました✨
午前11時には、駅の通路のほうまで長蛇の列で、キルトやアプリケをなさる女性に支持されている作家さんのようでした。
私は一旦ランチ等を楽しみ、夕方再度向かい行列無く、鑑賞しましたが、なかなかの人が熱心に鑑賞されていました。
❦3月15日まで、その後全国巡回が予定されています。
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