#チーネコ本棚
ごめんなさい🙇 またもや私の読書記録です
NHK BS[英雄たちの選択]を毎週観ています。『北前船に賭けた男たち━工楽松右衛門と高田屋嘉兵衛』というテーマの回を大変興味深く観ました。
えっ👀⁉ 待てよ🤫
この人が主人公の小説、知っている‼️
図書館に走ったのですが遅し...ない...
少しほとぼりを冷ましてから行くと、あった‼️
『帆神』(ほしん)
〈北前船を馳せた男 工楽松右衛門〉
玉岡かおる 著
図書館の本棚でいつも見ていたのに後回しになっていた作品。誰かも、この番組観たのね~☺
●工楽松右衛門(くらく まつえもん 1743~1812)
高砂(現在の兵庫県高砂市)の漁師の子に生まれ、兵庫津(現在の神戸)で船乗りになり出世していく。
船乗りだけど機械や土木に才があり、後に
『松右衛門帆』という帆を発明する。
🖕本の表紙の帆
今までの帆は雨風🌀🌨ですぐに裂ける、破れる。それを糸・織りを工夫して丈夫で軽い帆布を発明した。丈夫だけではなく、この帆にするとメチャクチャ速く船が走るとか....
その発明を自分の利益にしないで全国の船に広めていった。
〈新巻鮭〉を発明したのもこの人❗
船が速いので塩に浸ければ生の鮭が上方に運べる💨
そして、択捉(エトロフ)島、函館の港も造ったのもこの人。函館のドックも手がけた
幕府から[工楽]の苗字をもらう。
「工夫を楽しむ」という意味が込められている
晩年、故郷の高砂に戻り港の整備も行う。
ここでは書ききれないけど、もっともっと...功績があります。
ここ⬇を見つけたので、スポットにさせていただきます。この近くの高砂神社には松右衛門の像があり、近くの十輪寺には墓があるそうです。
神戸も含めて行ってみたいなと思いました
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話は変わって....
この時代、現在の神戸に大豪商...というより守護神のような家がありました。
☆[北風家]
本を読んでいて感じるのは、普通の豪商とは違うイメージ
何かあるな🤫と思い🔍
ケッ( *゚A゚) 何この家🙀
初代は8代 孝元天皇の曾孫。それでずぅっーーと海の仕事をして、この辺りの権力を持っていた。
えっ、えっ😱💥 古墳時代から続いている少なく見積もっても1400年くらい続いている....
だから、地域の人々、特に海の仕事をしている人たちにとって
〈雲の上の人〉〈兵庫津の守護神〉という表現をするんだね。
当主が御簾の奥にいるような感覚になった
一貫して天皇家に対して忠誠を誓っている家。明治維新では家運を賭けて倒幕運動をしたみたい。
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玉岡さんはストーリーが面白いし、登場人物が魅力的。今回は章ごとに素敵な女性たちが出てくる。ちょっとミステリー的な要素もあって楽しめる🎵
伏線のような文章。それに気付けば何倍も楽しめる仕掛けがしてある。
今回も私の読書感想文になってしまい、ごめんなさいm(_ _)m
でも歴史の中にはまだ知らない偉人がいるんだなぁーと感心しました
#玉岡かおる
#小説
#工楽松右衛門
#高砂
#江戸時代
#松右衛門帆
#高砂には松右衛門帆を使ったバックや小物の店があるようです
2024.11.08

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