【福岡初夏の旅*その2福岡アジア美術館〜ブラックジャック展】
鈴懸でもぐもぐ幸せの余韻に浸りながら、お次はどうしよう?で、目に留まったのが真向かいの「福岡アジア美術館」で開催中のブラックジャック展です。(2023年秋に六本木ヒルズを皮切りに、地方巡回にて松本、名古屋、京都、長崎、横浜、そして福岡と回っています)6月22日まで
美術館は大抵月曜休みですが、ここは水曜。
おぉ~それならばで、手塚治虫さんはアトムやリボンの騎士、ジャングル大帝などはよく知っているけど、ほぼ知識ゼロでブラック・ジャックの世界に飛び込んでみように。
大ヒットを数々出した手塚治虫さんですが、実は手塚はもう古いとされた、不遇の時代がありました。
その頃に生み出された、この異色な医療漫画で再びよみがえります。
500点以上にのぼる原稿を読みながら、作品で伝えたかったメッセージは生と死、社会情勢なども網羅して、なかなかに骨太です。
原稿の一部を通して、ハイライトをザザッと読むだけで、気づけば2時間半!
トップと2枚めは撮影OKのコーナーにて
3枚め〜5枚めは、同時開催していたアジアコレクション「この手が未来を編み直す」展からです
3枚めはタイのパンヤー・ウィチンタナサーン魂の旅というタイトルが掲げられています。
仏が見つめる先に、青は極楽浄土、赤は地獄があり、どちらも互いに接し合い、不可分の存在であることを表現しているのだそう。
この作品が祈りを感じて、私は一番印象深かったです。
同じ階には、美術関連図書を閲覧できたり喫茶コーナーもあり、ほっとひと息つけます。
このビルの1階は洗練された店も多く、立ち寄った雑貨店「トキネリ」はオススメです。
#中洲川端 #ことりっぷ福岡
#福岡アジア美術館 #手塚治虫
#ブラックジャック展