【京都夏便り*その11〜寂光院】
平家物語にも出てくる尼寺。
平家滅亡後に、出家した建礼門院が一門の冥福を祈りながら、余生を暮らしたとされています。
こちらは8年ぶりでした。
大原バス停からは、大きく三千院側と寂光院側の二手に分かれます。
三千院側は呂川沿いを歩くので、ひんやりとしてお店も多く、夏でも涼しく感じます。
一方、寂光院側はスタート時は飲食店が少し見られますが、途中は(1つ前の投稿)のどかな山里の路となり、この日は人もぐんと少なかったです。
だからこそ、遥々来たなぁで、風情たっぷり。
(2枚め)木にぶらさがっているのは、白い花ではなく、モリアオガエルの卵なのだそう。
(5枚め)門にもりもりと厚ぼったい苔。
ゆっくりしたら〜と言われたような気持ちになり、ここで知り合った女性としばしお喋りを楽しみました。
寂光院は一時、心ない人の放火で全焼の危機に陥りましたが、見事復興されています。
このときの仏像の体内にあった小さなお地蔵さまたちが奇跡的に綺麗なまま現存しているのも見られ、心打たれました。
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