【秋深まる奈良と京都大人旅*その6〜古都で祈りを捧げる 薬師寺】
翌日の中日(11月17日)、仏像好きな友だちは久しぶり、私は初の薬師寺・唐招提寺エリアを回りました。
奈良はJRと近鉄の駅が離れているのがネックですが、近鉄奈良駅から大和西大寺乗り換えで、西ノ京駅が最寄りの「薬師寺・唐招提寺」は境内も広く、ゆったりとした静寂を感じます。
薬師寺では、法話を2回も頂戴することができて、心が洗われました。
誰もが願う心身が健やかであること(身心安楽・しんじんあんらく)の意味を笑いを交えて話される言葉に、今の年頃だからか、余計にタイムリーに染みていきます。
私たちは体の不調には気づけるが、難しいのが心。
心はすぐ変わってしまうこと。
ことに人間を苦しめる三毒「貪瞋痴」(とんじんち)は膝を打ちたくなる内容でした。
貪:まだ足りない、もっとほしいと欲深くむさぼってしまう。(必要とするモノを買うように)
瞋:イライラ怒ってしまうのは、自分の思い通りにならないから。(相手の立場になれば、ただ気づいていないだけ)
痴:ぐちぐち文句を言ってしまう なんだそうです。
イタタ、心に胸を当てれば、だいぶマシになっていると言いたいけれど、まだまだあるよね~(苦笑)
一番難しいのがこのままならない、イライラかしら。
薬師如来は身と心を護ってくださる仏さまなので、元気と勇気の力をたっぷり戴けた気持ちになりました。
縦アングルでまとめてます。
横は次の投稿に。
(トップ)創建当時から残る唯一の建物、東塔。
国宝・白鳳時代
(2枚め)西塔 昭和56(1981)年再建
(4枚め)紫と白の秋の花が出迎えてくれました
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