【秋深まる奈良と京都を回る大人旅*その7薬師寺】
横アングル、こちらは薬師寺の歴史を。
薬師寺は、天武9年(680年)天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈って発願、しかし天武天皇は薬師寺の完成を待たず崩御され、持統天皇によって本尊薬師如来を開眼、文武天皇の御代で飛鳥藤原京で堂宇の完成となったそうです。
その後、平城京遷都にともない平城京右京に移され、東西塔をもつ薬師寺式伽藍は随一を誇る立派なものでしたが、度重なる天災や兵火により東塔を残すほかは創建時の姿が失われました。
昭和40年代から、薬師寺の大悲願だった復興が進み、現在は壮大な伽藍が美しくよみがえっています。(平成10年世界遺産登録)
(トップ)青空に堂々とした大講堂の姿が素晴らしいです。(平成15年、2003年再建)
伝統技法による復元建築では最大級だとか。
(2枚め)金堂(焼失の後1600年に仮金堂建立、昭和51年、1976年に5年の歳月を経て再建)
金堂には国宝・白鳳時代の薬師三尊像(中央に薬師如来・日光菩薩・月光がっこう菩薩)の仏さまが安置されています。
(4枚め)櫂という樹、鮮やかな赤でした。
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