熊野への旅 ③
先日、2泊3日で熊野を旅してきました。
3日目は三重県の熊野古道伊勢路である松本峠道を語り部さんとともに歩きました。
今日の語り部さんは女性の方です。
古道に入るとすぐに続く江戸時代に組まれた石畳が続きます。
周りは竹林が広がり、沢に流れる水の音を聞きながらゆっくりと進んでいきます。(写真2枚目)
苔むした大きな岩も転がり、前日の雨に濡れ、鮮やかな緑に輝いていました。(写真4枚目)
真っ赤なサワガニも目の前を横切って行きました。(写真5枚目)
峠の頂上には170センチのお地蔵様があり(写真3枚目)、そこから先は明治時代に漁師が組んだという石畳が続いています。
同じ石畳でもその時代の組み方で雰囲気が変わっています。
そして、最後には七里御浜を望む絶景展望台がありました。(写真1枚目)
海の先にある山々を25キロ越えると、熊野速水大社のある新宮です。
昔の人もここからあと少しの頑張りと一息ついた場所なのかと思うと不思議な気持ちになりました。
古道を歩き終え、峠下の大正14年(1925年)に完成した全長509メートルの鬼ヶ城トンネルを抜けるとゴールとなります。
短い中にも見どころいっぱいの古道でした。
さて、この伊勢路を歩く前に神倉神社に続く世界遺産の古道を歩いたことを少しお話しします。
あまりにも急な538段の階段登りのため写真はありませが・・・。
この神社は熊野三山に祀られている熊野権現が初めて地上に降臨したといわれる古社で、這いつくばって登るほどの階段を登ると、御神体の「コトビキ岩」があります。大きな岩にしめ縄。一体どうやってかけたのか・・・。
社殿からは新宮市と太平洋を見渡す絶景が広がっていました。
帰りもほぼ横歩きで慎重に階段を下っていると、登ってきた地元の方が「2月の御燈祭りでは、二千人近くが松明を持ってここを駆け降りるんだよ」と教えてくださり、びっくり仰天です。
私はゆっくりゆっくり降りました。
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