【京都の初夏をゆ〜るりと満喫旅*その14〜河井寛次郎記念館】
最終日6日は、ランチのお店だけ予約して、あとは完全に気ままな1人散歩。
ホテルの朝ビュッフェでしっかり食べたので、ひたすら鴨川方向(七条)へてくてく。
三十三間堂とで迷いましたが、今回は10年ぶりのこちらに再訪です。
陶芸家・河井寛次郎さんをお初に知ったのは倉敷の大原美術館でした。
私にとって、やがて柳宗悦さんを中心とする民藝運動の扉を開くきっかけにもなりました。
ここは河井寛次郎さんの住居・工房・登り窯を記念館として公開されています。
10年前は人がほとんどおらず、のんびりじっくり、陶芸や木彫りの作品、デザインを手がけた家具や調度品を見ながら、その世界観に浸りました。
そこで出会ったのが
「私はあなた 私以外に見えないあなた」
「この世は自分をさがしに来たところ この世は自分を見に来たところ」等など
河井寛次郎さんの素敵な言葉も飾られていて、ドキリ!
哲学のような言葉の意味する真髄は何だろう?とすぐ惹かれました。
"自分"とはこういうもの、"あの人"はああいう人と、ひと言で収めたりなんかできない。
理解を超えた、色々な顔がある。
むしろ目の前の人を通して、あぁそうか!と感じる自分もいたりする。
知っているつもりの自分でも、意外性があるし、この先で”想像すらなかった”新しい自分に会えるかもしれないってこと?
そして一番のらしさを感じたのが「この世このまま大調和」でした。
どういうことなの?と知りたくなり、『火の誓い』(講談社文芸文庫)をここで買い求めました。
自解の章では
虫が葉っぱを食っている、葉は虫に食われている。
それだけでなく、もう一つ別の視点。
虫は木の葉を食っているが、木の葉は虫を育てているのではないか!
そこに気づいたとき、全てがそのままで養い、養われている。
だから、"不安なままで安心"なのだ。
と書かれていて、
皆が支え合って、影響し合って、1つの世界を作っているんだとストンと理解が進んだのが嬉しかったのです。
今回久々の再訪は、絶えず何処かに人がいて、外国のお客さまも多く、だいぶ賑やかでした。
トップ写真は登り窯です。
縦アングルでどうぞ〜
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