10種類ものチーズケーキがそろいます

店名にある「Oi!」は、イギリス英語で親しみを込めた挨拶「やぁ！」という意味

仙台市中心部から車で20分ほど。南中山の住宅街の一角に「オイチーズ」はあります。オレンジ色とブラウンをアクセントにした外観が目印です。 店内は自然光がたっぷり差し込む、明るくポップな空間。常時10種類のチーズケーキがショーケースを彩り、思わず目移りしてしまいます。

こちらは、オーナーの大友さんが「チーズケーキが好きな人は多いけれど、仙台には専門店はほとんどない。濃厚で本格的なチーズケーキにこだわった店を作りたい」という思いで2014年9月にオープン。コク深い北海道産と、クセがなくさっぱりとしたオーストラリア産チーズを使い分け、食感や味わいを多彩にアレンジしています。

ベイクドからレアまで定番をチェック

「オイチーズ」（388円）

一番人気は、店名を冠したベイクドタイプの「オイチーズ」。オーストラリア産クリームチーズと生クリーム、蔵王の地養卵をたっぷり使用した、カスタードのような味わいのケーキです。 箱から出した瞬間、甘い香りがふわりと鼻をくすぐり、口当たりはとてもクリーミー。まろやかな甘さの後に、クリームチーズの酸味が口の中に広がります。

「レアチーズ」（367円）、「ベイクド」（367円）、「N.Y.」（388円）

どっしりとしたチーズケーキを堪能したい時には、10種類のラインアップのなかで1、2位を争う濃厚さの「ベイクド」、「N.Y.」がおすすめ。クリームチーズのリッチな味わいを思いきり楽しめますよ。 あっさり派には、北海道産チーズの旨みを存分に生かした「レアチーズ」を。しゅわりと軽い食感と、サワークリームの爽やかな酸味が特徴です。

個性豊かなアレンジ系チーズケーキ

「パルミジャーノ･レッジャーノ」、「カマンベール」（各367円）

ショーケースの中でもひときわ目を引くのが、粗挽き黒こしょうが振りかけられたケーキや、バナナとチョコレートがたっぷり入ったケーキ。思わず「これもチーズケーキ？」と尋ねてしまう個性的なケーキがそろうのも、専門店ならではです。 黒こしょうがピリリと効いた「パルミジャーノ･レッジャーノ」、コクがありクリーミーな「カマンベール」は、ほの甘さの中にそれぞれのチーズの味わいを存分に活かした一品。芳醇な白ワインや赤ワインにぴったりで、ホームパーティーに持って行っても喜ばれますよ。

「チョコバナナ」（367円）

チョコレートのマーブル模様が華やかな「チョコバナナ」は、バナナのねっとりした食感と熟れた甘み、ほのかな酸味がクリームチーズとマッチ。意外にも好相性の組み合わせが、幅広い年代から愛されています。

大人数でシェアするなら、クランブルの食感が楽しい「焼きチーズ」（1944円）もおすすめ

10種類のうち2種類は月替わりで、季節感を取り入れたチーズケーキが並びます。 訪れた10月のケーキは、ミルキーな甘さたっぷりの「濃厚ミルク」と、シナモンやラム酒を効かせた「かぼちゃ」。11月は栗、12月にはホワイトチョコレートやベリーを使ったケーキが登場予定です。

濃厚で満足感たっぷりの本格チーズケーキが楽しめる「オイチーズ」。バラエティ豊かな10種類の中から、自分好みのチーズケーキを探してみませんか？